1学期も終わり、楽しい夏休み(受験生は勉強)を満喫していることだと思います。さて、前回は夏の課題として「勉強手帳」の話をしましたが、皆さん勉強をしていますか。成績表ももらい、「2学期の目標」を決めた人も多いことでしょう。成績が悪かった教科は、なぜこのような成績だったのかを反省・思惟することが大切です。成績はテスト点だけでなく、授業態度、課題提出の有無等も勘案されて、総合的に評価が下されるのを肝に銘じて下さい。そこで今回は、成績に大いに関係する定期試験に向けて、どのように勉強していけば良いかをお話ししたいと思います。
- 高3受験生は、年間・週間スケジュールに沿ってそのまま勉強を続けて下さい。
現在、塾で学習していない教科はどのように勉強しているでしょうか。小学生なら4教科、中高生は5教科満遍なく勉強しているでしょうか。すでにうまく学習できている人はそのまま継続して学習して下さい。大切なのは、塾で学習していない教科も、塾があるつもりで自宅学習をしっかりすることです。勉強は日々の積み重ねが大切です。試験間際に急に始めるのではなく、小中学生(1・2年生)は、全教科1週間に1度は学校の復習をしましょう。中学3年生は、その日に学校で学習した科目を1教科10分でもやるようにし、高校生はそれ以上復習しましょう。大切なのは、週5回、5教科塾に通っているという気持ちで毎週勉強することです。日々積み重ねていけば直前で焦ることはないのです。
皆さんも週5回塾に通っている気持ちで週間時間割をつくり、自宅学習を始めてみて下さい。そこに通っている意味を持たせることと、頭や体に勉強タイムを覚え込ませるのがねらいです。しかし、ライフスタイルは個々によって違いますので、自分の都合に合わせて作成して頂いても構いません。
さあみなさん、これからは自宅を「塾のサテライト校」として自学自習の定着を図ってみませんか。
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